老人ホーム見学の曜日や時間、ポイントを介護職員が内緒で教えます!

2018-03-24老後と介護

・老人ホームの見学をしたいけれど、良い曜日・時間ってあるの?
・見学の際に見ておくと良いポイントは?

何かと騒がれている介護施設だからこそ、気になる事は事前に確認しておきたいですよね。

見学は営業チャンスですから、良い事ばかり言って臭いものにはフタをしてあります。
見学で失敗しないために、今回は老人ホームの見学のコツについてお話します。

 

老人ホーム見学に適した曜日

 

老人ホームの見学に適した曜日があります。

それは休日です。パートさんがいない事が多く、いつもよりも職員が大変な思いをしている可能性がある日だからこそ、あえて休日を指定しましょう!

余裕がある時は取り繕う事ができても、余裕がなければ素を隠しきれなくなるので、それを見抜きます。

言葉づかい・入居者に向ける視線や目線の高さ・車椅子の扱いが乱雑になっていないかチェックしましょう。

 

その他の日

他にも老人ホームで開催される夏祭りや敬老会など、行事がある日に見学が可能ならそれもオススメです。

入居すると毎日変化がなく、楽しみが減ってしまう傾向があるのが現実です。
その中でこうした行事は入居者と家族にとって共通の楽しみです。

チェックポイントは・・・・
・他の入居者が楽しんでいるか
・職員が楽しんでいるか
・家族と触れ合う時間が十分に用意されているか

普段から時間がない中で準備をする事になる職員にとって、行事というのはとても負担になるものです。

職員から見ても、“本当に入居者を大切にしている職員”と“うわべだけの職員”の差を感じとれるのが行事です。

 

 

老人ホーム見学に適した時間帯

 

見学に適した時間は昼食の時間帯です。食事の様子は必ず見ておく事をおすすめします。

介護で一番大変なのは食事介助といっても過言ではありません。
時間が掛かるうえ、失敗すれば命にかかわり、口が開かない・飲み込んでくれないなど思い通りに介助できないので、職員にとって大変な介助になります。

その食事介助に、看護師などが一緒になって取り組んでいる施設はおすすめです。
逆に明らかに職員が不足していて、放置状態の入居者がいるなら要注意です。

誤嚥や窒息の事故につながる危険性が高まります。

 

 

老人ホーム見学で見ておきたい・聞いておきたい事

ここでは見学のポイントをお話します。
老人ホームの形態(特養でも従来型なのかユニット型なのか・有料老人ホームなのかなど)に関しては決まっている事を前提に進めて行きます。

 

必ず見ておきたい事

よく“入居者の顔が幸せそうか見る“という意見を見ますが、見てもわからないと思います。
みなさんは何もなくニコニコしますか?認知症の方とそうでない方を見分けられますか?

同じように、職員の笑顔や言葉遣いがその場限りかどうかなんてわかりません。
家族から絶大な人気を得ている職員も、蔭ではひどい事を言っている事があります。

普段の生活を見る一番のポイントは入居者や職員の笑顔ではありません。
余計な事に神経を使わずポイントを絞って集中しましょう。

 

一番のポイントは、“入居者の服や髪・めやに・ヒゲは整えられているか“です。

“入居者の身だしなみ“これが一番大切です。最低これだけはおさえてください。

身だしなみなんて基本中の基本です。
これができていない職員は、言葉づかいが優しかったとしても信用できません。

 

できれば見ておきたい事

  1. 職員と話す入居者に笑顔があるか
  2. 食堂のテーブルの高さ
  3. 床の材質
  4. 入居者の行事写真など

 

1. 職員と話す入居者に笑顔があるか

先ほど「入居者の顔が幸せそうかなんて見分けがつかない」と言いましたが、すこし見方を変えてみてください。

話す時に笑顔なのが職員なのか入居者なのかで、評価は大きく異なります。

 

職員から入居者に向ける笑顔は、見学中のパフォーマンスかもしれませんが、入居者から職員に向けられる笑顔は“信頼”“好意”の証である可能性が高いです。

その方の人間性もあるので一概には言えませんが、目安として見てください。

 

2. 食堂のテーブルの高さ

食堂のテーブルは高さ調節機能が付いていればポイントが高いです
身長や車椅子なのか椅子なのかによって適切なテーブルの高さがあり、これが理想と大きく離れていると食べづらいだけでなく、誤嚥のリスクが高くなります。

3. 床の材質

入居者に転倒はつきものです。
転倒した時にクッション床であれば骨折を防げる可能性が高くなります。

転倒は今後歩行ができなくなったり、“硬膜下出血”など命にかかわる場合がありますので、もしもの備えがあればポイントが高いです。

4. 入居者の行事写真など

行事の様子を見る事も重要です。
入居者・職員どちらも楽しそうにしていますか?

 

聞いておきたい事

見るだけではわからない事もあるので、ぜひ聞いておきましょう。

  • 食事の自由度
    身体機能の低下や体調不良、入れ歯が合わなくなった時に食事の形態を変えてくれるのか、
    嫌いなものへの対応などを確認しておきましょう。

 

  • 体調不良・急変時の対応
    職員が対応できるレベルを確認します。看護師がいない時間はどうなのか、介護士はどれくらい対応できるのかなどを聞いておきましょう。

 

 

あとがき

なぜ自分たちの首をしめる様な事を教えようと思ったのか。

それが自分たちの仕事の質を上げる事につながるからです。
介護の仕事もキレイなものではないんです。

介護施設の現実は知ってしまうと失望すると思いますが、家族が幸せに暮らすにはそれが必要だと考えています。

何も知らずに任せきりではなく、内情を知った上で家族の幸せをどう見つけるか。
しっかり考えて入居先を選んであげてください。

入居者にとっては、そこで人生を終える事になるのがほとんどですし、家族と離ればなれで暮らすのはさびしいです。

皆さんのご家族さまが幸せな老後を送れる事を願っています。

2018-03-24老後と介護

Posted by garu-mama