コルセット(腰痛ベルト)は腰痛を悪化させる!簡単にできる介護の裏技

2018-03-10カラダと病気①

あなたは腰痛ベルトを使ったことがありますか?
腰に巻くだけで腰痛を軽減・予防できるという手軽さもあり、高齢者や介護・看護の仕事ではよく見かける腰痛ベルトですが、日常的に使用している方・使用を考えている方も多いです。

でもこの腰痛ベルト、間違った使い方をすると腰を痛めやすくなってしまう事を知っていましたか?
予防するつもりが腰痛を助長していた・・・・そんな事になっては本末転倒。

とはいえ「腹筋なんてやりたくない」と思う方が多いのではないでしょうか。
私もまったくやりたくないです。

 

本日は、腹筋も腰痛ベルトも嫌いな介護士の私がやっている【腰痛ベルトに頼らない、知っていれば1秒でできる腰痛予防方法】を紹介します。

使用条件は重い物を持つ時・無理な態勢をする時に限りますが、それだけに効果は絶大です。

知ってしまえばとても単純な事なので、ぜひ試してみてください。

 

腰痛と腰痛ベルトの関係

 

まずは腰痛の種類と腰痛ベルトの原理について簡単に触れたいと思います。
何となくでも理解しておくと、ただやるだけよりも効果が高くなります。

 

腰痛の原因

  1. 姿勢や過大な負荷が掛かって起こる物理的な要因
  2. 自律神経失調症や鬱(うつ)から来る精神的な要因
  3. 便秘などから来る身体的な要因
  4. 病気から来る要因

腰痛の原因は大まかに4パターンありますが、ここで言う腰痛は姿勢などから来る腰痛についてです。

力仕事や、事務職などの長時間同じ姿勢になる仕事をしているとなりやすい腰痛ですが、長時間同じ姿勢による腰痛にはストレッチなど体を動かす意識をするしかありません。
逆に言えばそれで良くなります。

分っていてもなかなか防げない、重い物を持った時などに起こる腰痛を予防するには腰痛ベルトの原理が効果的です。

 

腰痛ベルトの役割

簡単に理解しておけば良いので大まかですが、腰痛ベルトの役割は2つ。

  1. 腰を支える筋肉の補助をする
  2. 腰の可動域を制限する

良く腰痛予防には腹筋をしなさいと言われるのは、腹筋が【腰を支える筋肉】だからです。

でも実は、この腹筋の代わりをするという部分にリスクがあったのです。

 

 

腰痛ベルトは腰痛を悪化させてしまう危険がある

 

腹筋の代わりをするという事は、必要以上に腰痛ベルトに頼ってしまうと腹筋が弱くなってしまう事につながります。

腹筋があまり使われなくなる事・ベルトで圧迫され血流が悪くなる事で、腹筋は衰えて弱くなって行き、腹筋が弱くなれば、より腰痛になりやすい体になってしまう危険があるという事が言えます。

 

 

腰痛ベルト不要!1秒でできる腰痛予防

 

腹筋はしません。でも腹筋は使います。

重い物を持つ時や無理な体勢で物を拾ったり作業する時には、その間だけおなかを思い切りへこませてみてください。

この単純な方法ですが、本当に効果があります。

私は介護士なのでオムツ交換や移動介助で重たい方を何十人もお手伝いしますが、夜勤となれば100回以上の重介助があり、それでも腰痛にならない事が自分の生活を守る事になります。
介護士は腰を痛めたら選手生命の危機ですから。

はじめは一時的な腰痛に悩まされ腰痛ベルトを使っていましたが、この方法を知ってからは一度も腰痛になっていません。

もちろんこの他にも方法はあります。
例えば介護では、後で触れる【ボディメカニクス】と呼ばれる技術としっかりベッドの高さを調節する事で、ある程度の腰痛を防げます。

でもそれが難しい状況があるんです。

そういった理由から、私は一瞬でできるこの方法をオススメします。

 

 

ボディメカニクスを知る

 

要点は大きな筋肉を使う・重心を意識する事です。

詳しい原理は省きますが、日常で使用する分には詳しい事は知らなくても大丈夫です。

 

大きな筋肉を使う

大きな筋肉=力が強い筋肉で、太ももや胸・腹・背中・おしりなどの筋肉です。
例えば上に持ち上げるなら、腕ではなく膝をのばして持ち上げます。
※スクワットを想像してください

 

重心を意識する

近づく

肘が曲がった状態で、持つものが自分の身体に近づくと軽く感じます
テコの原理を思い浮かべてください。

安定させる

肩幅くらいに足を開いて立ち、重心は低くします。
腰を前に倒さない様に、膝を使って目線を落とすような感じです。
※相撲取りが向かい合っている姿を想像してください

小さくする

持ち運びはコンパクトにまとめると重心が固まり、同じ重さでも軽く感じます。
介護だと高齢者の手足を曲げて縮めて体を小さくします。

 

 

その他の簡単にできる腰痛対策

 

日頃の姿勢を意識する

前後左右に重心が偏った姿勢や猫背はNG。時には猫背になることも必要ですが、長時間の猫背は腹筋を使わず腰を痛める原因です。

 

ストレッチ

自宅や職場・駅のホームで腰をのばしましょう。

集中的にやりたい方は“腰痛予防”“ストレッチ”で検索して見てください。
ヨガのようにリラックスしたい時にどうぞ。

 

筋肉トレーニング・・・・

最終手段ですが理にかなっています。
分ってはいるけどやりたくないですよね?

頑張ってみる方は必ず腹筋・背筋を同じ回数セットで行ってください。
筋肉には拮抗筋(きっこうきん)と呼ばれるものがあって、反対の働きをする筋肉とのバランスが崩れると良くないです

私はやりません。

 

 

あとがき

 

世の中には“○○予防“という情報がたくさんありますが、なかなかできない事ばかりですよね。
結局続かなくては意味がないので、できる限り面倒じゃなく効果が高い方法を紹介しましたが、
いかがでしたか?
またこれは余談ですが、日頃から腹筋を意識して使うのでおなか周りがスッキリします。

腰痛は歩行困難などにつながり、楽しみが減ったり身体能力の低下に直結します。
いまから腰痛を防ぐことで将来にも良い事がありますので、ぜひ試してみてください。

2018-03-10カラダと病気①

Posted by garu-mama