レーシック後の視力低下は当たり前?術後視力1.5だった私の10年後!

2018-03-16カラダと病気①

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虫眼鏡を覗く女性医師のイラスト
私がレーシックを受けてから約10年がたちます。

一時は良くも悪くも話題になったレーシックですが、インターネットで調べると相変わらず、

  • 失明する!感染症が怖い!
  • いま何もなくても数十年後は分からない
  • 周りに受けた人がいないから不安

といった意見があふれています。

今回は術後10年の振り返りとして、レーシックの危険性を再度しらべると共に、レーシックを実際に受けて感じた事、視力を維持できるように続けて来た事をまとめようと思います。

 

レ―シックを受けた時の話

 

受けようと決めた理由

私がレーシックを決心したのには大きな2つの理由がありました。
人によって価値観は違いますが、私の場合その2つのがレーシックの恐怖を上回っていました。

見え方が違う

裸眼・メガネ・コンタクトレンズどれも見え方が違う事に気付きますか?
裸眼→メガネ→コンタクトレンズの順で色が濃く見え、視界は暗く感じます。

単純にレンズによって眼に届く光が減ることでそうなるのですが、人や景色の雰囲気が変わってしまうんです。
人で言えば、裸眼と比べコンタクトレンズは肌がすこし色黒になり、肌が汚く見えます。

この違和感が「本当の色で見たい=レーシックを受けたい」理由の1つになりました。

もしもの時に見えないのは怖いと思った

災害や不測の事態に遭ったとき、この視力でどうにかできるか何度もシミュレーションしましたが、手さぐりでしか歩けないので助かりません。

昼間ならまだしも、暗くなって来ると本当に何も見えなくなるので、この心配がレーシックの決心を確実なものにしました。

 

実際どのような事をするのか

角膜の検査などが終われば、あとはテレビに出て来るような手術台で待機です。光がとてもまぶしいです。

局所麻酔をして、目を閉じられない様に固定されるといよいよ登場です。
レーシック手術を行う先生と機械が視界をふさぎます。

万華鏡をのぞいている様な多色のライトと、太陽の様にまぶしいライトに眼球を照らされ、至近距離で物々しい音をたて迫って来る機械とレーザーを相手に、「眼を動かしてしまったらどうなるの!?」という恐怖に耐えたら終わりです

案外あっけなく、あとは目薬をして角膜がずれないように安静にします。
角膜は1時間もしないでくっつく様で、「眼をこすらないように」とだけ言われました。

実はこのあと角膜がずれてしまうのですが、まるで料理を盛り付けるかの様にさっさと手直ししていただきました。

 

所要時間は?入院が必要?

クリニックに入ってから出てくるまで2~3時間で、そのうち手術自体は数分~十数分だったと思います。
なにかとんでもない事にならない限り入院は必要ありません。

 

掛かった費用は?

角膜をレーザーで削る機械にはグレードがあり、高いものは高性能で角膜をより薄く形成できるとの事でした。

安いグレードが10万円もしなかったので希望したのですが、結局30万円の機械を選ぶ事になりました。
私の角膜が通常より薄いので、もう一度レーシックを行うチャンスを残すなら高性能な方という事になったからです。
真偽は知るよしもありませんが、それがセールスではなく本心である事を祈っています・・・・

 

痛みはないの?

眼を強くこすってしまった事がある方は分かりやすいと思います。
玉ねぎを切ったときの痛みにも似ていますが、目を強くこすり過ぎてヒリヒリというよりガンガン眼が痛む感じです。
大した痛みではないですが、目は開けられませんので一人で帰るのは危険です。

そうとは知らず私は一人、涙で前が見えない泣きっ面状態で帰りました。

 

結果は?効果が出るのは術後どれくらい?

術後30分もすると見える様になっています。

ただし涙でぼやけるので、効果が分かるのは翌朝になると思います。
寝て起きたら痛みもなく、うそのように視界がクリアで驚きます。

極端なはなし、出掛ける前日でも間に合います。

それから、視力回復の他に乱視も治るので、眼を健康な状態にリセットする様な感覚ですね。

 

下の画像はレーシックの前後の見え方をイメージ比較したものです。

レーシック前の裸眼視力0.01以下 イメージ画像    レーシック後の裸眼視力1.5 イメージ画像
視力0.01以下の感覚  →  視力1.5の感覚

 



 

レーシックの注意点!

 

視力が低下する事がある

レーシックを受けたからといって永久に目が良くなる事はありません。
術後の視力が低下する原因は3つあり、

  1. コンタクトレンズを使っていた場合、角膜が一時的に変形している事があるそうです。
    その場合、コンタクトレンズの負荷から解放された角膜が元に戻ろうとするため、レーシックで整えた屈折率が崩れてしまい視力が低下するとの事です。
  2. 眼圧変化や加齢によるまぶたの下垂によって角膜が変形し、屈折率が変わってしまう
  3. 眼が悪くなる習慣を続けてしまう

注目は3番です。せっかく無事に視力が回復しても、また簡単にもとどおりなんて悲しいですよね。

 

視界に違和感が出る事がある

  • ハロー(夜間に光が滲んで見える)
  • グレア(光がまぶしく感じやすくなる)
  • ドライアイ

これらの症状が出現する事があります。
私はグレアが出てしまいましたが、日常生活で一切困る事はありません。

ハローに関しても光の輪郭が滲む程度らしいので、それをリスクとするかは価値観次第でしょう。

 

感染症にかかる危険性

クリニックの衛生管理や本人の意識不足により、ヘルペスなどの感染症にかかってしまう危険があります。

数年前にテレビで騒がれましたが、感染症を放置して重大な後遺症が残った方もいます。

違和感があればすぐにクリニックで診てもらう事が、被害を最小にする手段です。
数日後・数週間後・数カ月後・1年後などこまかく何度も確認検査してくれるクリニックがあるので、面倒でも必ず検査を受けましょう。

 

白内障の手術が受けられなくなる?

レーシックは角膜を再形成して光の屈折率を変える技術なので、何もしていない方の角膜とは形状が変わり、これまでは同様の手術に影響があったようですが、最近では技術が進歩して問題克服しているようです。

 

効果は永久じゃない

大切な事なので繰り返しになりますが、レーシックを受けたからといって永久に目が良くなる事はありません。

【もう一度やりなおせる】というだけです。
それを意識していないで再び視力が低下した方が多いようです。

 

病院選びは慎重に

一番大切なのは病院選びだとあらためて思いました。
クリニックによって、技術・使用する機械・アフターフォローもまちまちです。
事前に調べられる事は限りがありますが、口コミやカウンセリングに行く事で少しでも情報をあつめる事が大切です。

一般的に手術は同意書を書くので訴訟は難しいでしょう。
しかし手術に絶対はないので、可能性は1%でも上げる必要があります。

 

私が視力を維持するために10年間続けたこと

 

さまざまなリスクに立ち向かって得た視力。自分の怠慢で失ってしまったら笑えませんね。

火事から逃げて川でおぼれる様なものです。

 

レーシックを受けて10年経つ私ですが、視力は1.5のままです。

私はレーシックを受けてから今日まで、眼を休ませてあげる時間を作るようにしています。
ただそれだけをずっと続けて来ました。

眼の体操をして鍛えるとかではなく、ただ休ませるだけです。
それが大事なんです。

実は何度か視力が不安定になり、一時期0.8まで視力が落ちた事もありますが、半年後には1.5に戻しています。

勘が良い方は気付いたかもしれませんが、視力0.8程度ならすぐ1.0に戻す事が可能という事です。

老眼鏡などを使うだけの簡単な方法ですが、詳しい方法は【視力回復】裸眼0.8→1.5に!ブルーライトカット & 老眼鏡を使う方法!で紹介していますので、あわせて読んでくださるとうれしいです。

 



 

レーシックを受けた事は間違いじゃなかった

 

裸眼で見える様になったこの10年間は、仮にこのさき見えなくなっても後悔しないくらい、私にとってはそれだけの喜びがありました。

万人に理解されなくても、私がそれで幸せなんです。

数年前の騒動以来、レーシックの手術件数は1割に落ち、近年【眼内永久コンタクトレンズ】と呼ばれるものが出て来ました。

【近視にもどる事がなく、視界に異常が出ない・元に戻せる・角膜を削らない】

もうレーシックは不要でしょうね。

この先レーシックという言葉は聞かなくなってしまうかもしれませんが、技術の進歩に貢献したと思って静観しようと思います。
多くの方がすてきなものを不自由なく見られる日を願って。

2018-03-16カラダと病気①

Posted by garu-mama