血便は痔が原因?便器が真っ赤になった私の内痔核体験談と対処方法

2018-04-03

 

みなさん、失礼ですが痔(ぢ)をお持ちでしょうか。

私は内痔核(ないじかく)という痔を持っていますが、何の前ぶれもなく大量の出血があります。
これまで何度も経験していますが、はじめて大量の出血があったのは1年前でした。
からだに不調はなく、まったく突然それはやって来たのです。

トイレを済ませふと便器に目をやるとそこは血の海。トマトジュースよりも赤い!
あまりの赤さに最初は血尿かと思いましたが、拭いた時には赤くありませんでした。

「尿は正常な色。便に血液が混じったり、表面に付着している様子ではない。肛門が裂けたにしては痛みがない。まさかガン?」

幸い介護施設で働く私にはほんの少しだけ医療知識がありましたので、自分のからだについて冷静に考える事ができました。

「胃や大腸からの出血なら血液は黒っぽくなり、表面ではなく便に混ざるはず。」

鮮やかな赤色の出血という事は、肛門かそれに近い直腸からの出血である可能性が高いです。
辛いものが大好きな私にはどちらもガンになり得る場所。

「まあ他の原因もあるかもしれないし、病院に行く前に調べてみよう」

軽い気持ちで調べてみた結果、内痔核というものに行き着きました。

 

結果からいえば、私の出血は内痔核(ないぢかく)が原因という事が検査でわかり、1年後の今日まで何度も大量出血を伴う血便が出ています。
この内痔核というものは、一体どんな病気なんでしょうか。

 

 

内痔核(ないぢかく)とは?

 

“内痔核“
聞きなれない言葉ですが、通常の痔との違いはなんでしょう。

そもそも痔には3つの種類がある事をご存じでしょうか。

  1. いぼ痔
  2. 切れ痔(裂肛)
  3. 痔ろう

痔はこれら3つに分類され、内痔核はいぼぢに含まれますが、さらにいぼぢは外痔核と内痔核に分けられます。

一般的に痔と言えばいぼ痔で、特に外痔核を想像する方が多いと思います。

 

内痔核と外痔核(がいぢかく)

大きく違うのは痔ができる場所で、外痔核(がいぢかく)が肛門の外側なのに対し、内痔核は肛門の中(肛門が閉まっている部分よりも体内側)にできる痔になります。

内痔核が出血しても基本的に痛みを感じませんが、程度によって痔核が肛門の外に飛び出る事があり、激痛を伴う事があるそうです。

外痔核は基本的に痛みを感じ、悪化すると血栓ができて激しく痛むようです。

 

※激痛を伴う内痔核は“かんとん痔核”と呼ばれ、外に出た内痔核が中に戻らなくなり、血栓ができたもの。大きく腫れ激しい痛みを伴います。

 

同じ様に出血を伴う痔。切れ痔との違い

切れ痔は硬い便などで肛門が切れ出血する痔です。
同じように出血する痔でも、内痔核と切れ痔では出血する量が大きく違います。

切れ痔がペーパーに付着する程度なのに対し、内痔核は便器の水が真っ赤になる程の出血があります。

 

内痔核ができてしまう原因

主に排便時のいきみ・便秘や下痢などで肛門に負担がかかる事で起こります。
肛門部の血流が悪くなり、うっ血して腫れる事でも症状が悪化します。

 

どんな検査をするのか

病院で肛門の外観や内部をみてもらいますが、内部を検査するには肛門から大腸まで内視鏡を入れ、激痛に耐える必要があります。

これが本当に痛い!

私は痛みに強く、多少の出血を伴うケガではまったく気にならず、激痛を伴う胸膜炎を何日も病院に行かず会社に出勤していた程です。

そんな私が、途中でやめて欲しいと思いました。

内視鏡を入れるにはまず下剤を飲んで腸内を空にします。

内視鏡が入れば腸内を動き回り、一緒に入った空気でおなかはパンパン。

それが本当に痛い。

からだが動かせなくなる痛みは初めてでした。

・・・・しかしご安心を!麻酔をしてくれる病院もあるそうです。
怖くなければ、絶対に麻酔してもらう事をオススメします。

 

治療法はあるのか

内痔核には“保存療法” “薬物療法” “注射療法” “ゴム輪けっさつ療法” そして“手術療法”といった方法がある様です。

保存療法は生活習慣を改善するなど、時間を掛けて自然に治し、薬物療法は内服薬・外用薬どちらもあるそう。

ゴム輪けっさつ療法というのは、ゴム輪けっさつ器という器具を使って、内痔核の根元に小さな輪ゴムをはめ込み、徐々に内痔核の根元を締めつけて取り除く方法です。
1〜2週間後には痔核がとれるとのこと。

 

本当に内痔核?間違えやすい病気

  • 大腸がん
  • 大腸ポリープ(大腸の粘膜の一部が腫瘍状に隆起する病気)
  • クローン病(口から肛門までの消化管に、潰瘍ができたり肉芽腫ができる原因不明の病気)
  • スキンタグ(皮膚痔と呼ばれる。肛門の周囲の皮膚にできた腫れがひいた後、たるみができたもの)
  • 尖圭コンジローム(ウイルスが感染して、肛門内や肛門周囲の皮膚にイボが多数生じたもの)

 

自分で考えて悩む前に病院受診する

 

大腸内視鏡は本当につらかったですが、代わりに安心と経験を手に入れる事ができました。

この記事を読んで心当たりがあるならば、すぐに病院に行かれることをオススメします。
最悪の場合でも、ガンやポリープであれば内視鏡と同時に切除できるそうですよ。

突然の事でこわいと思いますが、悩む前にまずは病院に行きましょう。

“おかしいと思ったらすぐ病院“が健康で長生きできるコツらしいですからね。

Posted by garu-mama